タイガーウッズ届かず!マスターズ・トーナメント最終日
マスターズ・トーナメントのグリーンジャケットに袖を通したのは伏兵のザック・ジョンソンだった。注目のタイガーウッズは一歩届かず。しかし、一打一打息が詰まる熱戦に、さすが世界最高峰のトーナメントだった。
15番のバーディパットがはずれた瞬間、タイガーウッズの追い上げもとぎれてしまった。過去、奇跡ともいえるショットを見せてきたタイガーウッズだが、今回はミラクルを起こすことはなかった。
タイガーウッズより2組前で回ったザック・ジョンソンは、マイペースに近い精神状態で回れたのであろう。それでも、17番あたりではプレッシャーがかかっていたようだが、最終18番のアプローチもこれ以上ないショットを見せ堂々の優勝をもぎ取った。
しかし、毎年マスターズ・トーナメントを見るたびに世界のゴルファーの高い技術と精神面の強さには驚かされる。
あらゆるショットを打ち分けられる技術、同じアプローチでも何種類もの打ち方を高いレベルで持っているし、あの難しいグリーンでのパッティングも、読み切る力と正確にストロークできる技術は、見ているこちらを画面に釘付けにしてくれる。
あらゆる意味でマスターズ・トーナメントはゴルフの全ての要素を再確認できるトーナメントだ。
近年、日本の男子ゴルフツアーは面白くないと言われている。相変わらず、試合中にたばこをふかすシーンもまだ見られるし、ホールアウトの際に不貞不貞しい態度をとるプロもまだいる。
彼らと世界の一流プレイヤーを比較することなど到底できないが、彼らは間違ってもアスリートではない。真のアスリート、プロプレイヤーなら、試合中にタバコふかすなどもっての他だ。その時点で、スポーツ競技からレジャーになっていることに彼らは気が付いてない。
さらに言えば、プロテストに通った技術を持っているただのオッサンということだ。
誰が人がレジャーで楽しんでいるのをお金を出して、または貴重な時間をさいてテレビを見るのか?
もちろん、我々の知らない練習量と努力を怠ってはいないであろう。そうでないと、プロツアーで生活することはできないし、実際にツアーだけで生活できているプロゴルファーの数はわずかである。すなわち、日本中から選ばれた素晴らしい才能をもったゴルファーばかりなのだ。
だから、つまらん誤解を招くようなことはして欲しくない。
JPGA、男子プロツアー機構ももっと力をいれてレジャーからプロスポーツへの変換を徹底して欲しい。そうでないと、日本では未来永劫にマスターズ・トーナメントのような素晴らしいトーナメントを実現することはできないだろう。
マスターズ・トーナメントを毎年みるたびに、日本のプロゴルフが早く真のスポーツ競技になることを願っている。おめでとうございます。ザック・ジョンソン!


