サッカーでも少林サッカーのお話、今度はラクロスだという。
世界規模でヒットした少林サッカーの続編が日本で作られるそうだ。なんと柴崎コウが主演で、今度はサッカーからラクロスという舞台設定。ヒット間違いなしの作品の前にラクロスを予習しておこう!
平成14年公開の「少林サッカー」は、主人公がサッカーを舞台に少林寺拳法を世に広めようとする面白アクション映画。香港映画独特のアクションがサッカー場で炸裂するヒット作品。そして次回作はサッカーからラクロスに舞台設定され、なんと日本で制作されるという。
主演は柴崎コウ。柴崎コウが長年の中国少林寺留学から帰国し、ふとしたことから体育大学のラクロスチームに助っ人としてかり出されるという内容だそうだ。
前回の少林サッカーでは、ありえないボールさばき、ありえない技の数々で大爆笑を誘った映画だが、今度はラクロスでどのようなアクションが飛び出すのか?今から楽しみである。
主演の柴崎コウも、1年前から本格的に武道をはじめ、役になりきる熱の入れようらしい。
そこでスポパラでは、封切りを前にラクロスというスポーツを予習しておく必要があると感じて調べてみた。
ラクロス (Lacrosse) とは、カナダの国技である球技の一種で、クロスと呼ばれる先に網の付いたスティックを用いて、ボールを奪い合い相手陣のゴールに入れることで得点を競う競技である。
(以下ウィキペディアより抜粋)
●ラクロスの始まり
ラクロスの起源は17世紀で、北米のネイティブ・アメリカン達が、自分たちの神との繋がりを深める儀式の一環として行っていたものである。これは各チームが1,000人以上になることもあり、ゴールとゴールの距離は短くて500ヤード、長いときには数マイルにも及ぶ広大なフィールドで、戦闘や狩りに必要な耐久力、勇気を養うためのものだったという。
これをフランス系の移民が発見し、スポーツ化した。ネイティブ・アメリカンたちが使用していた道具が僧侶の持つ杖 (crosse) に似ていたことから、ラクロス (La-Crosse) と呼ぶようになった。
現在は1チーム男子10人・女子12人で、約55m×100m(詳細は後述)の競技フィールドで行われる。ゴールは183cm四方の正方形で、アイスホッケーと同様にゴールの裏もフィールドとして使うことができる。
プレーヤーにはアタック (AT) 、ディフェンス (DF) 、ミッドフィルダー(MF、ミディとも呼ばれる)などの役割分担があり、ゴールを守る選手はゴーリー (G) と呼ばれる。
クロスの先についた網(ポケット)の中でボールを揺すり、遠心力を利用して保持するラクロスに特有の動作のことをクレードルと呼ぶ。
●日本の競技人口は約25000人
世界的な競技人口は約60万人、日本では男女合わせて約25,000人とされる。4年に一度、男女それぞれワールドカップが開催される。
面白いことに、男子と女子では極端に違うスポーツでもある。
●男子のラクロス
男子では、金属製のクロス、ヘルメット、ショルダー(肩及び胸部の防具)、エルボー/グローブ(腕部の防具)を用いる。トッププレイヤーのシュートは160km/hを超えることから、”地上最速の格闘球技”と呼ばれている。
1チーム10人で、アタック3人、ミッドフィールダー3人、ディフェンス3人、ゴーリー1人。そのうちオフェンス時は6人、ディフェンス時はゴーリーを含め7人で守らなければならず、残りのプレーヤーはハーフラインを超えることが出来ない(オフサイドルール)。
フィールドの大きさは100.6m×54.8m。ゴールの周りには2.74mの円(クリースと呼ばれる)があり、オフェンスはクリースの中に入ってはいけないというルールがある。
1試合は20分×4クォーター。
クロスを用いて相手にプレッシャーをかけてもよく、アメリカンフットボールやアイスホッケーに似ている。ボールを保持している選手のグローブやクロスを叩くこと、タックルすることは可能。また、ルーズボール時にボールから半径3ヤード以内にいるプレーヤーに対しては、タックルが許されている
ボールがフィールドの外に出た場合(アウトオブバウンズ)、通常は出したチームの敵方に渡されるが、シュートの場合は、ボールが出たときにボールに一番近かったプレーヤーのチームに渡される。そのため選手たちはシュートを外した後もボールを激しく追う。これをチェイスと呼ぶ。以前はシュート以外のアウトオブバウンズでも、ボールが出たときにボールに一番近かったプレーヤーのチームのボールとなっていたが、ルール変更により、よりわかりやすくなった。
選手の交代はフライと呼ばれ、交代エリアを使い何回でも交代は可能。フィールド内を全力疾走で駆け回るミッドフィールダーは2-3分おきにフライすることも多い。
選手が扱うクロスはポジションによって異なり、アタックやミッドフィルダーは動きやすさやクロスの振りの速さを重視して約1mのショートクロス、ディフェンダーは約1.8mのロングクロス、ゴーリーは網の部分が大きいゴーリークロスを使う。ディフェンス力強化のため、一部のミッドフィールダーがロングクロスを持つことも多い(ロングミディ (LMF) と呼ぶ)。なお、試合中フィールド内でロングクロスを持つことが出来るのは4人まで。
試合中にファールが起きた場合は「エキストラ・マンダウン(マンアップ)」が発生する。ファールによってペナルティを課せられた選手が一時的に退場してゲームが再開されるシステムで、ペナルティを課せられたチームはペナルティが解除されるまでは相手よりも少ない人数でプレーすることになる。ペナルティによって人数が少なくなっている状態を「マンダウン」と言い、相手のペナルティによって数的に有利になっている状態を「エキストラ」という。
ファールは大きく2つに分けられ、テクニカルファール(軽度のファール)とパーソナルファール(重度のファール)で課せられるペナルティタイムが変わる。テクニカルファールは、ルーズボール時もしくは味方がポゼッション(ボールをキープしている状態)している時に犯した場合は相手にポゼッションを譲るのみだが、相手がポゼッションしている時に犯してしまうと30秒のマンダウンとなる。パーソナルファールはいかなる状況であろうと1-3分のマンダウンとなる(ファールの種類、審判の判断によりペナルティタイムが決まる)。テクニカルファールは得点時に解除されるが、パーソナルファールは引き続き試合再開後も継続となる。
また、ファールが起きた場合でもファールを受けた側がボールを落とさない限り、審判はイエローフラッグ(黄色のハンカチ)を投げてファールが生じた事を知らせるのみでプレーを続行させ(これをスローホイッスルと言う)、ボールが落ちた時に試合を止め「エキストラ・マンダウン(マンアップ)」へと移行する。
●女子のラクロス
女子では、木製や金属製のクロス、シャツ、巻きスカートがユニフォームとなり(以前はミニスカートとポロシャツが主流だった)、ゴールキーパー以外は防具の類いを使用しない。そのため、プレーヤーの体に対するチェックはルール違反となる。金属製のスパイクも着用が認められていない。また、フィールダー(ゴールキーパーを除くプレイヤーのこと)は全員マウスピース着用を義務付けられている。昨今はボールスピードの向上により、アイガードを装着している選手も見受けられる。
1チームは12人。男子同様オフェンス時は8人、ディフェンス時はゴーリーを含め9人で守ることになる。
フィールドの大きさは横110m×縦60mが望ましいとされており、グラウンドによって多少の縮小が認められている。クリースは3mで、女子の場合はディフェンス選手も入ってはならない。クリース前方に半径11mの扇形と半径15mの半円を引き、半径11mの扇形の中でファールが起きた場合は、ファールを受けた選手がフリーな状態(フリーポジション)でシュートを打つ事の出来る処置がとられる。この事をフリーシュートと呼ぶ。
1試合は25分ハーフで、ハーフタイムが10分ある。
なお、上記はあくまでも日本のルールであり、世界各国でもそれぞれにルールが異なる。
例えば、オーストラリアの全国大会では1チーム10人・30分ハーフで行われ、フィールドの選手もヘルメット着用を認められている。
●日本の近代ラクロス
1986年に慶應義塾大学の男子学生が日本で最初にラクロスチームを結成した。その後マスコミ等に取り上げられ、爆発的に競技人口が伸び、現在(2006年時点)で約360チーム存在する。スポーツ競技に中では日本での普及の歴史がまだ浅いため、他の競技のように、全国大会は社会人・一般/大学といった具合に明確に分かれておらず、社会人・一般(クラブチーム)や大学チームの各地域リーグの代表が一堂に会して全日本ラクロス選手権大会として行われている。尚、男女それぞれ同じ時期に実施している。


